
8.生徒や保護者の携帯を活用する
体育祭や遠足など外で実施する行事では雨天時などの連絡に「緊急連絡網」を利用する学校が多い
と思います。
しかし最近では、電話番号などの個人情報を印刷物として公表されることに抵抗感を抱く生徒や保護者が増えてきています。
電話番号を記入せず氏名(あるいはもっと徹底して出席番号)だけの「緊急連絡網」を配布して、自分が連絡する相手の自宅電話や携帯の番号を生徒同士に教えあわせるというようなことまでしたりする。クラス担任は気を使うものですね。 

そこで提案。携帯サイトを立ち上げたらどうでしょうか。(もうやっているというところも多いでしょうが....)。
そして、様々な連絡を載せて毎日更新するのです。当然、緊急時には連絡を一斉に送信できるというわけです。例えば右の画像のようなものです。
「サイト」といっても大げさなものでなく、ただのテキストで十分。余分な絵文字など入れなければパソコンでも読むことができるのでむしろそのほうが良いです。メモ帳記入の感覚でできるので、職員室の自分の机上にPCがあれば(HP転送の仕組みを設定しておく必要がありますが)、5分程度で作成できます。
問題は、大雪や台風で始業時刻を遅らせるといった連絡の場合です。このような連絡は出来るだけ早くアップしたいものです。したがって自宅から学校携帯サイトに送ることが出来ればいいのですが、そのためには学校として独自にプロバイダなどと契約しておく必要があるかもしれません。(地域の教育委員会などによっては許可されない場合もあります。)
もうひとつの保護者携帯利用法は、こちら(学校)からメールを配信するというもの。メール配信希望者から「空メール」をあらかじめ送信してもらい、アドレスをプールしておき、機会あるごとに情報を送信するということです。
そのような作業は「同報メールソフト」を使用して行います。私の最終勤務校ではこれをおこなっていました。学校のことに関心を持つ保護者からは
結構好評を得ていたと思います。

【ソフト紹介】
『簡単メール配信システム』の内容
Accessで作られたメール配信システムです。
Accessからメールを配信することができます。
松(\1,1372-)
竹(¥5,686-) 梅(¥3,980-)
※詳しくは左の画像をクリックしてください。
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