
11.PC教室の配置について(2)
その後、学校開放座(7月29日から)実施、2学期前半授業を経たのちに、パソコンデスク配置の変更をすることにした。(下図)
理由は、上記(前頁)配置の場合教師一人での授業では全生徒のPCを見渡すことができないことと、教卓や前面のスクリーンに注意を向かせるために苦労が必要なためである。
作業は、全てのPCデスクを脇に寄せ、床をはがし、再配線しPCデスクを再配置。その後動作確認ということであった。2学期中間考査期間中に殆どの作業を私一人が実施。 徹夜に近い二晩を費やした。
おかげで、生徒は前方の教師やスクリーンを見ながら各自のPC作業が行え、教師からは教室の後ろに立てば全てのPCが見渡せるような環境となった。
(「後ろ」から授業というのも少し嫌なんですが.....。)
設計段階からこのようにすればよかったのだが、業者の「生徒同士の間隔が詰まり、窮屈を強いる」という意見に押し切られてしまった。しかし、配置しなおして見て、生徒同士の十分な間隔が取れることも確認でき、
最初から実測するなど、しっかり考えるべきだったと反省した。
自分で再工事をして分かったことだが、業者の勧めたレイアウト(左下)だと床上の机と机の間に配線ができるので工事がかなり楽になる。業者が当方に勧めた本当の理由は
それだったのかもしれない。

左図が改造前 右図が改造後 |
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