20.マークシート結果
を用いてすぐにできるでS-P表
S-P表による試験結果の分析は、出題方法や授業のあり方を見直すことや、教師の気がつきにくい「つまずきポイント」を知るためには有効な方法です。先生方も一度はこの分析作業の経験があると思います。
不適切な出題傾向が判明したら、次の機会に修正し、よりよい評価法へ結び付けることができます。
ところで、『修正した試験の結果をもう一度S-P表で分析しよう』という先生は急に減るのではないでしょうか?
なにしろ、表計算ソフトを使うにしても全生徒の質問項目ごとの成否をデータ化するのが大変な作業で、有効性は知っていても何回も行おうとは思わないものです。
当サイトがお勧めしている、普通紙マークシート採点ソフト「マーくん」(No.3に概要掲載)では、採点結果を次のように作成します。(どの表計算ソフトでも使用できるcsv形式です。)
「o」は正解、無印が不正解の意味です。(見やすくするため罫線などは書き足しました。)

この表のCZ列の合計点と、41行の問題ごとの正解者数とで別々にソートすれば、S-P表がたちまち出来上がるというわけです。
(この過程は、http://testkyouzai.zero-yen.com/sp001.htm 「SP表分析法を活用した学習評価基準をつくる。」で詳しく説明されています。)
下の図がその結果です。これなら何回もS-P表による分析をやろうという気になりませんか。

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